サービスのおすすめポイント
リサーチデスク型特有の密度の高いコミュニケーション
依頼の意図を理解したうえでのリサーチアウトプット
自社の流動的な業務プロセスにマッチしたアジャイルな対応
案件サマリー
多忙な中、目まぐるしく変化する市場の情報収集・分析を数名の限られたメンバーで対応していたが、リサーチデスクサービスを活用することで、プロジェクト方針や戦略の策定・決定などの戦略的な活動を増やせるようになった。
Issue
調査や分析に時間を取られ、プロジェクトの方針検討や企画など戦略的な活動に費やす時間が足りないという課題があった。
Solution
リサーチデスクサービスを活用することで、スケジュール管理ができ、かつアウトプットの品質が向上した。
Result
創出した時間を活用して、プロジェクト方針や戦略の策定や決定、あるいはそれを判断する方法の検討などの活動を増やせるようになった。

ご担当業務と、サービス利用のきっかけについて
目まぐるしく変化する市場の情報収集・分析を数名のメンバーで追いかけていた
業務内容と、リサーチデスクサービス利用のきっかけについて教えてください。
船舶・航空・宇宙の3分野を対象とする本部に所属し、その直轄である戦略企画室で、主に事業計画策定や本部長が意思決定をするための情報収集を行っています。その他、コーポレート部署と連携して本部横断的な情報収集や制度づくりにも携わっています。
日常的なリサーチでは、オープンソースでのデスクトップリサーチに加え、業界有料データベースを利用して調査を行っています。当室内にはリサーチ専任者はおらず、2-3名で対応しています。
調査や分析は本部の意思決定のために欠かせない業務の一つですが、そのためにプロジェクトの方針検討や企画など私たち独自の戦略的な活動に費やす時間が不十分となる課題がありました。そこで、リサーチデスクサービスをご紹介いただき、業界知識を持つ調査メンバーがいるということもあり、トライアルという形からスタートしました。
リサーチデスクサービス利用後の変化
リサーチは任せて、創出した時間を戦略的な判断業務へ
リサーチデスクを利用して、どのような変化がありましたか?
まず、リサーチを外部委託することで意思決定や判断業務により多くの時間を割けるようになりました。これまで自社メンバーでリサーチを行うときは、個々人がバラバラで実施していたことで品質にばらつきがありましたが、ICHINOYAに依頼することでクオリティの平準化にもつながっています。
調査依頼から納品までの間にコミュニケーションがあることで、期待値と成果物のズレが少なくなり、納品前から成果物の活用イメージを持ちながら、自分たちは他の作業を行うことが出来るようになっています。
また、若手社員にとっては「必要十分な情報は何か」「納期までに依頼できる範囲は何か」を考える思考の訓練になり、人材育成にも寄与しています。
リサーチデスクサービスを利用して社内の反応は?
満足度の高さが感じられる反応でした。私たち自身がより付加価値を出せる、プロジェクト方針や本部戦略の策定や決定、あるいはそれを判断する方法の検討などの活動を増やせるようになったことが一番大きいです。その前提として、提出される成果物のクオリティが高いということがあります。
協働していた事業部の満足度も高く、依頼している間に他の業務を進めることが出来ることが良かった点です。
緊急性の高い他の業務が発生した際にリサーチ業務は後回しにされがちですが、ICHINOYAへの依頼を開始してからはスケジュール管理がしやすくなり、加えて一定の品質を担保できるようになりました。

サービスのおすすめできるポイント
高品質な成果物に加え
調査の意図を引き出すコミュニケーションまで
今後、弊社サービスを他部署でも活用する余地はありますか?
当室以外の本部や子会社でも同様の課題を抱えていると考えられます。特に人員不足になりやすい部署では活用余地が大きいと感じています。
最後に、ICHINOYAは御社にとってどのような存在ですか?
安心感のある相棒ですね(笑)。正直、これまではリサーチ業務が工数の多さからネガティブに捉えられがちでしたが、「これはICHINOYAに相談すれば良いね」というポジティブな意識に変わり、心強い存在です。
写真左から:ICHINOYA/福田、三井物産/栗原さん、ICHINOYA/八鍬

